距離感というやつ

近くに住んでるけど全然会わない人

遠くに住んでるけど年一位は会う人

物理的な距離と心の距離は全く合致しないことがほとんど

何が言いたいかというと、特に言いたいことはない。

強いて言えば、何もないということが言いたいのかもしれない。

意味の分からない前置きはさておき、近くにいる人(客観的に見れば)が遠くに行くという話を耳にすることが増えた。

その度に「だから何だろう」と思う。頻繁に会う人が遠くに引っ越すとかだったら寂しいとかも感じるかもしれないけど、そうでない人がどこで暮らしていようがお互いに何も支障はないというか。もし必要ならLINEで連絡取れるし(知らなかったりもするが)。例えどんなに離れたところで生きていても、例え生きていなかったとしても、そこに暖かい気持ちが宿っているかどうか、みたいな…。そんなポエミーなことが言いたかった訳ではないけれど、古い友達に限って何年振りかに会っても久々感がないのは、亡くなってしまった人を思い出して時に寂しくなるのは、心の距離が近いからと言う他ないような気もする。

古い友達がやたら神格化されるみたいな風潮もあんまり好きじゃない。古きを上げることで今を下げるみたいなニュアンスを感じ取ってしまう。人間は生きていくとどんどん色んなフィルターが掛かっていく中で、それが薄い時代を共に生きてきたから…みたいな感じなのだろうか。

とまあ色々考えたところでやがて面倒臭くなる。考えを文章にすると水漏れが多発してる家屋を相手にしてるみたいな感情になる。前提はこうだけど、今回で言えばこうだし、それにはこんな理由があって…みたいな作業が途方も無い。

とりあえず、目の前にあることが一旦全てだなと思う。連絡が返ってこない、ドタキャンする、遅刻する、会わなくなる、遊ぶ、次の予定を立てる、

みたいな現実の繰り返し