まとまりのない趣味の歴史を浅く語ろうとしていた

 

 

趣味の根源はやはり家族にあると思う。

親が好きだった、家族がやってた、など…

 

我が家は父が人並みにゲーム好きで、ドラクエスーパーマリオポケモンなどはやっていた。けど母があまり理解の無い人で、ゲームをやるといつもあまり機嫌がよくなかったのを覚えている。

 

好きだったけど絶対にこれがやりたい!というものが俺には無かった。

人並みにポケモンをやったりスマブラをやるくらい。

楽しかったけど周りが買っていたから、やっていないと話についていけないからという側面もあったような気がする。

 

その頃、ジャンプ、サンデー、マガジンを同時に読んでいた。

母の知り合いが読み終わったのを譲ってもらっていたのだが、今から考えるとこれは非常に良い教育だったと思う。ポケモンで言う御三家を支給されたようなものだ。そこで出会った作品が今の俺の根源と言っても過言ではない。

 

ただ1つ問題があった。

読み終わってから回ってくるのでいつ来るのかが分からなかったことと、貰えない週もあったことだ。週刊連載の漫画を読んでいるのに話が飛んでしまうなんてこともあった。そこで初めて流行っているからではなく、自分が楽しみたいからという理由で漫画を買いたい!と親にねだった。

 

結局金銭面的な問題もあり、全てを買う訳にはいかず。

ジャンプ、サンデー、マガジンから1つ選ぶことになった。

今思えばこの選択はかなり重要な分岐点だったなと思う。

ヒトカゲゼニガメフシギダネを使ってみてから改めて選ばされることになったのだ。

 

今回そこを深堀りしたい訳ではないのでいきなり回答だけど、

結局サンデーを買うことになった。

その時1番好きな漫画が「金色のガッシュ」だったからである。

家族がコナン好きということもあったのかもしれない。

高校受験までの間、7年ほど毎週買ってたから今でもサンデー出身の漫画家さんや作品は結構覚えている。

 

長くなりそうなのでテンポあげます。

 

ハヤテのごとくという作品に出会ったことで「推し」という概念が生まれ、当時好きだった女の子が隠の王という作品を好きだったことで深夜アニメに触れるきっかけができた。

 

一度早めに寝てから深夜に起きてアニメを見たり、録画できるようになってからは早朝と帰宅後に見るようになり、声優さんのラジオ何かを聞いたりするようにもなった。

 

ただの漫画好きだった小学生は、アニメ好きとして中学校を卒業した。

 

あ、忘れてたけどモンハン友達とめちゃくちゃやってた。

 

高校に入る時に、ギターをいう趣味が生まれた。

よく、けいおん!の影響でしょ?と言われるがそうじゃない。

初めて弾けるようになった曲はDon't say 'lazy'だけどそうじゃない。

 

中学校のバスケ部でDragonForceというスピードメタルが流行ったのである。

顧問がギターをやっていて、エレキギターの話をたくさん聞いた。

やろうと思った理由は唯一つ。

聴いてみたらギターソロがかっこよかったからだ。

そしてそれはDragonForceに限った話ではなく、アニソンにおいても同じだった。

アニソン、キャラソンの間奏が好きで、それを聞きながら作品やキャラのことを考えるのがとても好きで、これは今も変わらない。

 

ギターを始めてから音楽好きな友達との交流も増えて、何だかんだでバンドを組んだりもしていた。だから高校はアニメを見つつギターを弾いている日々だった。勉強はしてない。コピーしていたバンドはONE OK ROCK、9mm、ELLEGARDENなど、所謂量産型高校生コピーバンドマンである。

 

ただ二人、突出して海外の音楽好きの友達がいた。

1人はメタルコア、デスコアと呼ばれるジャンルに特化し

1人はハードコアに特化していた。

といっても伝わらないと思うので、おすすめを…と思ったけど長くなりそうなので割愛。

 

重低音やエモに魅力を感じつつ、そこでじゃあその頃自分からはどんな風に音楽を楽しんでいたのか。

 

アニソンを耳コピするのにハマっていた。

 

そう、メタルに憧れギターを買い、どう考えても弾くことが難しいことを知り。

練習に…とアニソンから練習した結果、元から好きなのも相まってただのアニソン好きなギタリストになってしまったのである。

絵に書いたようなかっこいいバンドマンという選択肢は早々に消えた。

バンドを組んでいたから邦楽ロックも練習はしたけどバンドでは結局色々な人間関係がごたごたとし、自分一人でアニソンを弾いてるのが1番楽しかった。けどLIVEでギターソロを披露する快感も忘れては居ない。大好きな曲を、大好きなギターで、大好きな音を大音量で出すのはとても気持ちよかった。

 

高校生になると遊び方も変わる。

 

カラオケだ。

 

アニソンは好きだったしよく歌っていたけど、いかんせん見てたジャンル柄女性ボーカルが多かったので所謂原曲キーで歌えない。

 

そこで男性が歌うキャラクターソングを歌うことに目覚めた。キャラソンは一般の男性ボーカルよりも少し低いことが多い。というかこの頃からもう男性でも高い人が多かった。

 

下野さんが歌う曲はどれも歌いやすかった。

 

結果高校ではアニメ見つつギター弾きつつキャラソンを歌うことが楽しかった。

周りから影響を受けることが多い自分だけど、熱中したものを聞かれると当然心から好きになったものなわけで、そこにはいつもアニメが絡んでいたように思う。

 

ボカロも時々聴いてはいたけどどちらかというとこれは周りが好きだったから触れただけのものだった。家で自由にパソコンをいじれなかったというのも大きいけど、実はニコニコ動画は通っていない。

 

だからゲーム実況についても一部の人しか知らない。

大学に入ってから友達やバイトの先輩に勧められて、幕末志士とキヨと三人称に出会った。それがもう本当に面白かったから今も好きなだけで、特に実況者や界隈に詳しいわけでもない。

 

20を超えてから少しずつアニメを見る量が減っていき、ギターは前の年に軽音サークルを辞めてから売ってしまった。少し事情があったのだが、本当に好きなことなら売ったりせず今またやっていると思うのでそうじゃないんだと思う。

 

じゃあ何を生きがいにしていたのか。

 

小倉さんである。

 

これこそ長くなるので割愛。

 

とまあオタク文化もそこそこに、ギターを辞め、演技を始め、

PTPと出会い。

 

養成所で年上の人と関わることが増え、付き合いでお酒やダーツ、ビリヤードなど夜の遊びも増えた。

なぜかダーツはそこそこセンスがあったので勘違いしてマイダーツを買ったりもした。

自己PRで趣味はダーツですって言ったのにダンスと聞き違いされて流れで全く踊れないダンスを有名声優さんの前で披露したことは一生忘れない。

バイトの先輩になぜかビリヤードを基礎から練習させられたりもした。遊ばせろ。

 

そろそろ締めたいんだけどむしろまとまりが無くなってきたような気がする。

 

今の趣味はYouTubeを見ることなのだけど、自分が心から楽しめるものと出会えるのは本当に幸せなことだなと思う。

 

人に影響されて始めたことが大半だけれど、続くには強制されるような環境か自分の意思がないと難しい。最近友人から推しがいないという話を聞いた時にそんなことを思った。

 

推しに人生を彩ってきて貰った身としては非常にもったいなく感じる話で、押し付けるものではないにしろ何か見つけてほしいものである。