2021/09/03

こんばんは。

東京は9月に入ってから見事に気温が下がり、秋服を出すんだか出さないんだか迷うところですがいかがお過ごしでしょうか。

でも来週からまた暑くなるらしいからね、夏が始まったんだか終わりそうなんだか終わらなそうなんだか、季節感を感じるというよりは振り回されている日々です。

 

最近でいいますと、つい先程の話になりますが…ポルノグラフィティがTHE FIRST TAKEに出ていてですね。あのチャンネルの1番の魅力はもちろん一回きりの緊張感ある「生演奏」なのですが、マイクの前に初めて立つところからカメラが回っているのもとても魅力に感じます。緊張されていたり、はたまたメンバーの緊張を取るような会話があったり、視聴者へ向けてメッセージを残したり。ファンでこそリアルな姿は気になるし、かつなかなか見れない一面です。というところで、決してお世辞ではなくボーカルの岡野さんの人柄の良さが短い時間でも見られてほっこりしました。

演奏されていたのは「サウダージ」。いやとっても素敵なアレンジと安定安心のお上手さでした…。お顔も若々しいし、お声も全然衰えないですね。うまく言えないのですが、言葉にできない引力があるというか心地よい空間を堪能しております(現在進行リピート形)。

 

町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」を読みました。本屋大賞やレビューの高さで選んだのですが、読みやすかったです。

家族に虐待されて大人になった女性と、今まさに母親に虐待を受けている少年が出会うお話。「人に伝わらない孤独」にスポットライトが当てられていて、物語から何か頂いたいうよりは、人との距離の取り方って難しいなあと考えるきっかけになりました。相手の気持ちを考えず、自分のことしか考えない人がいかに醜いか…。そういう人物が多く出てくるので、やるせない気持ちが生々しく残る作品に感じました。

人との距離の取り方の難しさについて、分かりやすいところで恋人の嫉妬束縛問題でしょうか。されすぎはもちろん負担になるけれど、されなさすぎも人によっては無関心を疑ってしまったり…「こうするのが絶対正解」というものが無いし、すれ違った場合話し合いの難しいところですよね。どちらかが一方的に我慢するのではなく、押し付けるでもなく、ちょうどいいところを探さないといけないわけだから…これは恋人に限った話ではないけれど。いやほんとちょっとの我慢でもいつか絶対何らかの形で現れる(と思ってる)からね…。「好き」を保つことは時に自身の成長が必要だと思います(彼女いないけど)。

「人を大切にするってなんぞ?」というところで、

親、子供、友達、恋人、同僚、先輩、後輩…改めて考えてみるのも面白いかもしれません。

 

一応書きたいネタがあったのですが眠たくなってしまったのでまた今度書きます。