ゆるっと

ゆるっと最近あったことでも書きます。

 

無印良品の羽毛布団を買った。軽くてふわふわで暖かい。布団カバーはあまりしっくりくる色がなく、消去法で青にしたら意外としっくりきている。可愛い。白い毛布を上から掛けることで今は青がチラ見えしている。可愛い。

元旦は一人で寿司を3人前食べた。全て赤身という独裁政治だ。人生で一度は限界までマグロを食べたいという夢を叶えた。ただもう二度とやらない。寿司は2人前が一番幸せに食べれるということを学んだ。

スラムダンクの映画を観た。とにかくたまらない映画だった。ボールをコンクリートの上でついた瞬間から惹き込まれた。音だ。確かに外でドリブルするとこんな音するよなという懐かしい感覚があり、そんなバスケあるあるがあちらこちらに散りばめられている。漫画読んでたバスケ部員は絶対に見た方がいい。環境音とバスケットプレイヤー特有の動きの再現度が高すぎるのと3DCGによる奥行きが相まって、まるで実際の試合を見ているような錯覚に陥る。ドルビーシネマで体験する音楽も素晴らしかった。10-FEETが手がけるエンディング主題歌も良かったが、劇中音楽も同バンドのメンバーが担当することで「第ゼロ感」のような生きたバンドサウンドが強く感じられた。あまりにかっこよすぎる。シンプルかつ重厚なギターリフがひたすらに気持ちいい。アニメ映像作品としてあまりに衝撃的だった。

かぐや様の映画も観た。映画そのものというより原作の面白さを改めて感じた。同じ作者さんが原作をしている推しの子を読んでいても思うが心理描写がとても魅力的だ。話が分かりやすい上で真理を突いてくるシーンがよく印象に残る。

「人は誰しも相手によって異なる仮面を被っている」

これは大人になればなるほどしっくりくる話だ。その上で好きな人にこそ本当の自分を見せ合いたいかぐやと、好きな人にこそ本当の自分は(自信がない為)見せたくないという会長の構図。どちらの気持ちも非常によく分かる。仮面と言えど、相手に幻滅されたくない、相手を傷つけたくないなどの自己防衛や優しさが起因していることも多いので、一概に否定するべきではない。考えの違いや本心と向き合う難しさ、必要性、そしてその先の可能性や尊さがしっかり描かれていて面白かった。

恐らく初めて自分でお守りを買った。おみくじを引いたら芸術運がとても高く、映画や美術に触れて心を豊かにするのが良いと書かれてあったので今年はそういう機会を大切にしていきたいと思う。