なにをというはなし

結局なにを言いたいんだろう、と考えると更新が止まってしまう。

自分はこう考える、だから大丈夫

(何かに否定をされない)

自分はこうしてる、だからすごい

(何かよりも優れている)

吐き出すことで楽になるのなら愚痴を言ってもいいと思うし、自己顕示欲を満たすことで前向きでいられるならきっと悪いことではないと思う。ただ、そうしている自分への嫌悪感が湧いてきてしまうなら口をつぐむのが吉と今は思う。

不安とか自信のなさを解消する為に根拠が欲しい…そこまではきっと多くの人が同じ。

その根拠を他人に求めるのか(他人に認めてもらう)、

その根拠を自分に求めるのか(自分に認めてもらう)、

どちらが正しいというより、どっちが先かという話かもしれない。

 

ブログやSNSは他人に認めてもらいたい側面が強いと感じる。その上で更新が止まってしまうので、自分は基本的に後者で、今は自分で認められる部分が少ないと感じているのだと思う。

 

大丈夫だよ、自信持って!という言葉で自信を得たことがない。

テストや試合前、人間関係の悩みなど、自分の中で納得がいっていればその言葉に嬉しさを感じることはある。応援したいという気持ちは受け取れるから。でも結局自分が納得できていないところを自信持って!と言われても自分の意見が変わることはない。

自分のことを一番わかっているのは自分しかいない。

すると何となく脳裏で「自信なさそうだから良かれと思って…」と反論する人物像が浮かんだ。書いた通り、応援したいという気持ちはありがたい。でも本当に求めているのは自分を納得させるだけの事実で、それは結果を出せるだけの努力や過程からしか生まれない。

自分が分かってればいいので、不安も見栄もわざわざ口にする必要性を感じない。

っていうのが頭の中の意見。

それでも喜怒哀楽が自分のキャパを越えてくるのが人間なので、溢れてしまったらしょうがないよなとは思う。

 

つまり、結果、何をいいたいんだっていう話。

 

追記

ボイトレのインストラクターに初めて会った時、

「理想の先生はどんな先生?」

と聞かれたのを覚えている。

当時の自分はうまく答えられなかった。

「精神論じゃなくて自分の事実を教えてくれる人」

とその人は答えた。

本当に成長したいことであれば、空気を読まずにストレートに言ってくれるのが助かる。出会えてなかったらと思うとゾッとする。