ざざざ

時間があるから幸せかといえばそうではない。

時間があれば◯◯するのに、という文言には何の説得力もない。

やるかやらないか、それ以上でも以下でもないのだと思う。

 

ゴールデンウィークだからといって特に何をするでもなく終わった。それ自体は別に悪くは無いと思う。数少ない大型連休、思う存分だらだらするのも贅沢だと言える。大切なのは何気ない毎日の連続なのだ。反対にいえば、ありきたりな日々にメリハリをつける目標や彩りがないのなら…。それを心のどこかで分かっているので、本当の意味での安寧は訪れようがないのかもしれない。

頑張ってなければ休まりようがないよなという話。

自分に小さな嘘、見えないくらいの嘘をつき続けてきた実感がある。だから自分に起こる変化にも気づきにくくなる。喜怒哀楽だとか愛だとか、フィクションの中にしか存在しないのではないかとすら思う。

自分語りをするのは恥ずかしいというのと、自分のことから目を離してしまうというのはごっちゃになりやすいのだろうか。本当に昔のブログを思い返すとめちゃくちゃ自分のことを書いていそうだけど、それがある種、自分との対話ってやつに繋がっていたのだろうか。1人で長いブログを書きながら自問自答を重ねるような10代を送っていたことすら忘れていた。

人に見せる為のコンテンツと思うとそれは更新頻度が落ちてもしょうがない。面白かったりタメになるようなブログなんて一度も書いたことがないのに。

 

環境は人を変える。

小洒落たオフィスでそこそこ若い人もいる職場にいるせいで、2weekコンタクト、香水、平日用の整髪剤、皮のトートバッグを買ったりした。あまり着ていない私服たちもフル稼働するようになった。

毎週デートの約束があれば絶対にいい男になれる、と友人にふざけて言ったこともあるけどあれは本当にその通りだなと思っている。結局、普段どんな場所で誰とどのように関わりたいのかで人は簡単に染まってしまう。

今後恋愛をすることはなさそうと頭では思ってるので助かる。なんだかんだでお洒落を楽しみたい気持ちはある。今が一番若いのだから。