感覚と理論

字の練習を少しずつ始めている。

まずはひらがな、まずはア行。

カタカナも漢字もある程度は進めたいので、かなり途方も無い作業のようにも思える。実際、途方もない。

最初はなんというか「どう成長していくのが良いか分からず手探りな状態」だ。どのくらいの大きさで書いてどのくらいの量をどうブラッシュアップしながら書いていくのか。その迷いみたいなものが既に過去の紙に表れている。

でもその迷いがあるから「無理にマスをいっぱいに使って大きく書く必要はないな」とか「お手本も探せばいろんな特徴があるから1つに捉われなくてもいいんだな」みたいな発見がある。人から言われるのと自分で気づくのとではまるで意味が違う。効率よくと無駄を省くは必ずしもイコールにならないと思った。

感覚派か理論派か、みたいな話がたまにある。

その話が既に理論的なんだよなぁ…という個人的見解は置いておいて、片方の足だけでは歩くことができないのと同じかもと思った。感覚で進んでみて、限界が来たら今度は理論で進む。頭でっかちになる前に再び感覚でなんとなくやってみる。

右足を前に、次は左足を前に。そうやって進むのが自分的にはしっくりくる気がした(何となく閃いてそのまま勢いで語ってしまっているが)。

別に右足を先に出そうが左足を先に出そうが大した問題ではないので、今までこの話にいまいち乗り切れなかった理由はこれかと少しすっきりした。

 

ある程度データを頭に叩き込んだら、あとは本能に任せる。(データにないものは本能に任せても対応が難しい)

↑これ系の話はベイビーステップでたくさんしてて納得してるつもりだったけど、それも自分なりに体験してみることで初めて身になるんだなーと思った。